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「今年の新卒はダメだなー」なんて勝手に色々比較するから皆やる気をなくしていく

   

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「今年の新卒はダメだなー」
「昔は今よりもっとうまく回ってたよねー」
「あのチームでできてんのになんでお前のとこは出来ないんだ?」

こんな感じのことを上司が言い出し始めたら、だいたいみんな不幸になります。部下はやる気をなくし、上司は愚痴が多くなり、本当にろくな事ないです。ただ、大学の同期の話なんかを聞くと、これって意外とよくある状態なんですよね。聞く度に残念な気持ちになります。そこで、なんでこんなことになってしまうのか、逆にどうすればいいのかを考えてみました。

 

1.比較されてやる気出るはずがない

そもそも何かと比較されてやる気出る人なんているんですかね?脅しにはなるかもしれませんが、心の内からやる気出ることはないんじゃないでしょうか。例えば小さい子供に「○○ちゃんはすごくいい子なのにあんたは本当にダメねえ」なんて言ったところでしょんぼりされるだけですよね。社会人になったって本質は同じですよ。比較されたところで、自分とは違うんだから当たり前だろと思ってしまうだけです。「お前ももっと頑張れ」とか言われても、余計なお世話と反発するだけです。むしろこんなん言うだけで皆やる気出るなら、教育なんていりません。

「昔はもっと効率よくできてたのにお前らゆとりは・・・」とか言うのも同じです。昔と比べられたところで、大事なのは今でしょ!言われる本人にとっては「大戦中は命かけて戦ってたのにお前らは命もかけられんのか?」と言われてるのと一緒です。心に響くはずもありません。やる気は下がる一方です。

 

2.勝手に比較するからダメになる

これ何がダメかって、相手のことを理解せずに勝手に比較してるのがダメダメなんです。比較すること自体は悪いことではありません。比較することで、なにくそと感じてより頑張れることももちろんあります。ただ、比較してうまくいくのは「比べる目標に納得していた時」だけなんですね。「お前このままじゃ俺みたいに出世できないぞ?」とか言われたところで「あんたみたいになりたくない」と思われていたら寒いだけです。

比較する対象は誰かが決めるものではなく、本人が決めるものです。「あの人みたいになりたい」とか「1年後にこうなりたい」とか、本人の内から出る情熱があってこそ初めて意味のある比較対象となりうるのです。比較対象が人の場合は、その人を尊敬しているということなのでしょう。僕も「この人みたいになりたい」と思う人がいて、その人と自分を比べながらもっと頑張ろうと自分を鼓舞しています。こういう尊敬の対象は、誰かが植え付けられるものではないです。比較対象を押し付けられて勝手に比較してもダメなんですよね。競争がダメだと言ってるわけではありません。納得の比較対象にしましょうってことです。

 

3.ワクワクする目標を持たせるべき

じゃあ上司はどうすればいいんでしょうか。まず勝手に何かと比較するのはやめましょう。そして、目標を持たせるのがいいと思います。自分で立てた目標があれば、比較なんてせずとも部下は頑張るはずです。目標も押し付けてしまわないように気をつけましょう。目標というのは、本人がワクワクするものでなければダメです。ワクワクを作るのは上司の仕事ではありません。ワクワクを阻害しない環境を作ってあげることこそが仕事だと思います。

「今年の新卒はダメだなー」とか言って以前の新卒と比べるのはやめましょう。ぶっちゃけ美化されてるだけでそんなに変わらないですよ、たぶん。そんなの言うのやめて、新しいメンバーに目標を持たせて、比較・改善するのは本人に任せた方がいいです。その目標に最速で近づけるようにフォローしてあげることに注力した方が、お互い気持ちよく仕事できると思うんですけどね。

 

僕はまだ一社しか経験していないですし、友人の話を聞きながら感じたことなので、たぶん会社によって色々違うかなと思います。ちょっと気になるところです。

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