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仕事の振り返りの時に使える3つの言い回し

   

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仕事で何かがうまく行かなかった時、次に活かすための振り返りをすることがありますよね。

これ、ちゃんと意味のあるものにしようとすると実は結構難しいです。何が難しいって、空気が沈んでしまったりして微妙な雰囲気にならないようにしつつ、次に活かせる具体的な話をしっかりするというところ。

その2点の両立させるには単なる思考訓練だけでは不十分で、ちょっとした言葉の言い回しに気をつけるのが重要かなと思います。今回は、普段僕が意識的に気をつけている言い回しを3つ書いておこうと思います。

 

(分析) 仮に自分が100%悪いとしたらどうすべきか?

『中国にオフショアで依頼していた開発がかなり遅延して納期に1週間遅れてしまった』というケースで考えてみます。

この振り返りをする場合に『なぜ遅れてしまったのか』という聞き方をすると、「中国チームがイケてなかった」みたいな話になりがちです。実際それが一番の原因なのかもしれませんが、それだと次につながりません。中国チームがイケてなかったという事実の中でどうすればよかったのかという話も突き詰めて考えることで、次回同じような状況になった時でも対応できるようになります。

原因を分析する時は『仮に◯◯が100%悪かったとしたらどうすべきだったか?』と極端に考えると議論が進みやすいことがあります。

 

(1)仮に中国チームが100%悪かったとしたら

開発力不足、オフショアにそもそも慣れていない、のような話が出てきて、そもそも中国チームの話をしてもどうにもならないね、という結論になります。

(2)中国チームをアサインした上司が悪かったとしたら

評判をもっと確かめるべきだったかも、GithubのPullRequestベースの開発に慣れているか確認するべきだったかも、という議論が出てきます。

(3)仮に依頼したkonifarが悪かったとしたら

納期がちゃんと伝えられてなかったのでは?期日より前に中間チェックポイントを作るべきだったのでは?のような議論が出てきます。

 

すごく小さくて精神的なところなんですが、仮に〜というところがポイントで、仮定の話だということを明言することで個人を責めるような話になりにくいです。振り返る時には色々な切り口があると思うんですが、問いを少し限定することで良い議論になりやすかったりします。

 

(対策)もし始めに戻れるとしたらどうするか?

原因分析をした後は、じゃあ次からどうするか、という対策の話になると思うんですが、次からどうするかという聞き方だとなかなか話が出なかったりします。特に新人の方に聞いてみると、他の仕事をしていないわけですから次からどうするかという想像しにくいのか、固まってしまうこともあります。

本当に言い方を変えるだけなんですが『もしタイムマシンか何かで始めに戻れるとしたらどうするか?』という聞き方をすると、意見が出やすくなるかもしれません。

同じ状況なら経験しているので、今の自分ならどうするかという発想は考えやすいんですね。あの時こうしていれば・・・という思いをぶちまけてもらえれば、そこから次につながる話をしやすいです。

 

(締め)ポジティブなフィードバック

ここはケースバイケースなのですが、振り返りは自身の至らなさを考えなおすことになるので結構精神を消耗します。

ただ、今の自分ならこうするのに、と考えられるということは成長しているということなので、最後に「色々考えられるようになっていい経験したね」「けどこういうところはよかったよね」というようにポジティブなフィードバックをちゃんと伝えてあげることで、良い雰囲気で終えられます。

慣れないと少し抵抗があるかもしれませんが、特に上司にあたる立場の人がしっかりと伝えてあげる方がお互いに気持ちよく振り返りをできるんじゃないかなと思います。

 

 

これらは僕の経験上の話なので、どんな時でも使えるものではないと思いますが、言い回しを変えるだけで議論が進みやすくなることもあるので、仕事の振り返りが億劫だという方は少し意識してみるといいかもしれません。

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